BA東京が「第11回きもので銀座」を開催

東京都美容生活衛生同業組合（BA東京／金内光信理事長）は、2025年10月28日（火）、第一ホテル東京（東京都・港区）において、「第11回きもので銀座」を開催した。このイベントは、日本の伝統的民族衣装である「きもの」をより多くの人に着ていただく機会を増やし、着物文化の振興をはかる目的で参加者全員が「きもの」を着て集うというもの。冒頭の挨拶で、金内光信理事長は11回目の開催ができたことや例年よりも多くの参加者が集まったことへの感謝を伝え、「日本の伝統文化である着物と着付。世界で最も美しい衣装の ひとつといわれている着物を内外にアピールしたい。またそれを推進しているのは、美容師だということを認知していただきたくてこのイベントをはじめた」とあらためて経緯について語った。また、インバウンドの増加に伴い日本文化の着付を体験する人が増えていることに触れ、外国人観光客の多い浅草や表参道での散策も検討したいと今後の展望を語った。その後、来賓の挨拶に続き、荘司礼子氏による十二単のショーステージ「宮廷の女房装束 五衣唐衣裳（いつつぎぬからぎぬも）」が行われた。ステージ上には、バックに十二単の衣裳（8枚の衣）が1枚ずつ飾られ、華やかな雰囲気の中、十二単や平安時代の着物だけではなく、江戸、明治、大正、昭和、平成、令和のさまざまな時代に合わせた着物の知識や技術が披露された。ステージ後は、着物姿の約180名が銀座の街に繰り出し散策を楽しんだ。

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