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ICD Japanが「アクティブセミナー 」を開催

インターコワフュール・ジャパン(ICD/大林博之会長)は、2023年11月7日(火)、ガモウスタジオ青山(東京都・港区)において、「アクティブセミナー」を開催した。今回は、kakimoto arms チーフデザイナーで、JHAなどのクリエイションでも実績のある小林知弘氏を講師に迎え、「自分らしさのあるヘアデザインで価値を創造する」のテーマのもと行われた。
 セミナーは大林会長の挨拶から始まり、その後小林氏から、情報を簡単に発信したり得ることができるSNS時代においても美容師として輝き続けるためには、新しいものを自分から創り出す「クリエーション」が大切であることなど、美容師の本質について自身の考えが述べられた。その後、①デザイン発想論②女性像の作り方のタイトルに基づき、アイデアの発想法からヘアをカタチにするまで、具体例を取り入れながら分かりやすく解説。続いて、2名のショートスタイルモデルにて、各デザインテーマの着想法からカット、スタイリングまでのデモンストレーションが行われ、自身のサロンワークでの実践的な要素も交え、それぞれの良さを引き出すデザインテクニックを披露した。最後に、柿本榮三アジア地域会長より2024年4月23日(火)、24日(水)に渋谷ヒカリエにて開催されるアジアヘアショー「ICD アジア コングレス」の中間報告が行われた。

インターコワフュール(ICD)は、1925年4月、スイス、ドイツ、イギリスの美容家代表がドイツ・ハンブルグに集まり、活動理念に「理想」「忍耐」「人間性」「友情」「国際性」を掲げ、世界のヘア・ファッション業界を推進することを目的として「Internatinale Gesellschaft der Damen-Coiffeure(IGDC)」として活動を開始。現在、ICDには、55ヵ国、約3,000名の会員がおり、世界のヘアファッションネットワークを構築し、年に1度、フランス・パリでイベント「ICD モンディアル」、また4年に1度、世界の都市で「ICD モンディアル ワールド コングレス(ICD世界大会)」を開催している。