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全理連中央講師会が「秋期研修会」を開催

全理連中央講師会(船津博司会長、木下裕章幹事長)は2025年9月30日(火)、東京都渋谷区の全理連ビルにおいて「令和7年度 秋期研修会」を、テーマ 『Changes your life with Quality Improve ~品質向上であなたの人生を変える~』のもと開催した。はじめに木野島徹副幹事長による開会の辞が行われ、続いて船津博司会長が登壇。パリでの世界大会「OMC2025パリ世界大会」における成果を称えるとともに、研修会での各部会による発表内容を全国の組合に共有することの重要性を強調し、理容に関する情報を業界外にも広めていきたいと語った。さらに木下裕章幹事長は、全理連中央講師会が結束50周年を迎えたことへの感謝を述べた。本研修の第1部では、トレンドラボチームが登壇し、環境配慮やサステナブルな思考など社会情勢に伴うファッションの変遷を踏まえた2026年のトレンド予測を発表。名誉講師委員会は、事象を交えながら過去と現代のトレンド変化にどのように順応してきたかを解説した。さらにトータルプロデュース部会は、訪問福祉理容の観点から、少子高齢化社会に対応する施術のあり方や、理容師・介護士といった資格ごとの施術範囲や手順について具体的に発表を行った。第2部では、ヘアスタイリング部会が「ワンベース・マルチック」と題し、アイロン、カラー、パーマを用いてトレンドヘアスタイル「センターパート」を多彩にアレンジする技法をデモンストレーションを交えて紹介。続いてシェーブエステティック部会が、サロンのメニュー単価向上につながる取り組みとして、メンズ美容スキンケアの入り口となる「簡単ドライヘッドスパ」を実際に40分間の施術を行いながら解説した。

  • 船津博司会長 挨拶
  • 木下裕章幹事長 挨拶
  • 名誉講師委員会(本田誠一氏、高部敏彦氏)による発表
  • ヘアスタイリング部会によるデモンストレーション
  • シェーブエステティック部会によるデモンストレーション
  • 会場の様子