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バックナンバー2013年8月号

「オーガニック」と「ケミカル」のバランス 〜美粧におけるふたつの位置づけ〜

■オーガニックコスメブームの実相を探る /ビューティサイエンティスト 岡部美代治  ・ 美容ジャーナリスト 渡辺佳子■オーガニックコスメの定義について /日本オーガニック推進協議会 山崎泉■世界のオーガニックコスメ認証機関■身のまわりの化学を解析  ・ 第1章 化学物質とは?なぜ嫌われるのか /サイエンスライター 佐藤健太郎  ・ 第2章 化学物質にかけられた誤解を解く /サイエンスライター 佐藤健太郎  ・ 第3章 身近な科学を分析■NEWS・Information■「自然派・オーガニック化粧品市場」に見る 消費者が求めるものとは /(株)矢野経済研究所 浅井潤司■オーガニックコスメは癒やされる“香り”が人気。 本物志向型とライフスタイル型の2極化傾向 /(株)アイスタイル 山田メユミ■お客様が求めるイメージと結果 どちらも提供できるサロンが選ばれている /Of Hearts Hair Design、 BiBi international店、 Valore Hair design、R GRANDE 東静岡、 COLORS Island■BEAUTY Concierge (#3) /アリミノ 「タンニーカール」

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暑中お見舞い申し上げます。この時期になると今年も後半戦に入ったなと感じます。皆さんは充実した活動をなさっていますか。さて、今月のザ・ビューレックは美容業界にも消費者にも浸透した「オーガニック」「自然由来」について、また対極と考えられる「サイエンス」「ケミカル」について考えてみたいと思います。不思議なことに高度成長期、バブル時代は、革新、進化が好まれ様々な化粧品や機器が開発され科学(化学)の集大成ともいえる成分発見に注目が集まりました。医療においてはまだまだ進化が求められていますが。それが美容分野を中心に現在では自然回帰の風潮が見られるせいかオーガニック(有機)に注目が集まり、一人歩きを始めている感も否めません。世の中の流れも後押ししていることを考えると個人のライフスタイル、トレンド(ファッション)にも関係しているようです。憂慮すべきは売るために全体成分の一部にほんの少し含まれただけでもオーガニック成分配合の表記をするメーカーやそれをそのまま発信するメディアやサロンも多数存在すること。ある意味消費者の知識不足が原因かもしれません。興味深いことにオーガニックと謳われる化粧品を使用し、一方で医療施設で効果の出やすい薬や施術を受ける消費者も存在しています。プロフェッショナルに求められる「結果」を考えるとケミカルの力は重要で、無くてはならない存在であることは事実。私たちに求められていることはそれぞれの良さを判断し取り入れ、正しい知識をお客様にお伝えして啓蒙する力なのではないでしょうか。

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今月のファッション・キーワード「Absolute Tropical Summer」

8月号は今シーズントレンドのトロピカルサマーファッションをカラフルカラーでアレンジ。大胆なカラーパレットと真夏の日差しがまぶしいフレッシュな作品に仕上げました。

Hair - 衣装に合わせて何色ものハイライトを細かくランダムにデザイン。カラフルなヘアで夏のイメージを表現。2つ使いのウィッグをなじませて、女性らしさをカールでみせています。

Make-up - この夏に映えるパステルカラーをアピールしたメイク。ウェット風にアイホールをオーバーラップしてシャドーを塗布。うるうる感を出すために、目の下のアイラインをラメ入りブルーラインで描き、プルプルリップでふっくらしたくちびるに仕上げています。

Nail - 全体的にネオンカラーでまとめ、夏を表現しました。ネオンカラーのタイダイ柄と、単色塗りのランダムネイルで遊び心をプラスしました。
(アクセンツ オプションズ ポリッシュカラーズ グラシアブルー 121、アクセンツ オプションズポリッシュカラーズ バイオレットヒュー 112)

Cover Creator Talk
HAIR ARTIST TAKAKO

Profile

C-LOOP内BONECCA店長、VANESSA店長を経て2005年に独立。
「GLAMOROUS」代表。ニューヨーク、パリFAフォトセッション経験を持つ。


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