武市昌子杯実行委員会（荘司礼子実行委員長）は、11月24日（火）、セルリアンタワー東急ホテル（東京都・渋谷区）において、「第12回 武市昌子杯 振袖・留袖・花嫁 着付技術選手権」を開催した。同選手権は、主催者が用意したモデルと衣装を、当日、抽選にて決定するという、可能な限り等しい条件下とサロンワークに近い状態で行われる、実践型の着付コンテスト。競技は「振袖着付」「留袖着付」「白無垢花嫁」「黒振袖花嫁」の4部門で、計146名が技を競った。400名以上入る会場では、応援者と巧みな技術を見ようと、多くの人が集まった。表彰式の講評で荘司実行委員長は、選手の雰囲気にふれ、規定時間があるなか選手が慌てる様子がなかったことに、過度な緊張はモデルさんにも伝わるもの、技術者はこうであるべきではないかと述べた。競技終了後は、エキシビジョンで「十二単お服上げ」が行われた。各部門の入賞者は下記のとおり。