武市昌子杯実行委員会（荘司礼子実行委員長）は、11月25日（火）、セルリアンタワー東急ホテル（東京都・渋谷区）において、第11回 武市昌子杯「振袖・留袖・花嫁 着付技術選手権」を開催した。同選手権は、主催者が用意したモデルと衣装を、当日、抽選にて決定するという、可能な限り等しい条件下とサロンワークに近い状態で行われる着付技術選手権。競技は「振袖着付」「留袖着付」「白無垢花嫁」「黒振袖花嫁」の4部門で、計159名が技を競った。冒頭の挨拶で、荘司実行委員長は、10年続くこの大会を振り返りつつ、現在では留袖着付競技より振袖着付競技へのエントリーが多く、時代のニーズを感じると話し、いい着付はお客様が着物を着て行動することを考慮されている、そうしたニーズを汲み取ることも大切だと話した。競技終了後は、エキシビジョンで「十二単お服上げ」が行われた。各部門の入賞者は下記のとおり。