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ICD Japanが「インターコワフュールモンディアルハンブルク世界大会 2025」記者会見を開催

インターコワフュールジャパン(ICD Japan/大林博之会長)は、2025年7月10日(木)、美容会館9F 代々木(東京都・渋谷区)において、2025年5月31日(土)から6月2日(月)、ドイツ・ハンブルクで行われた「インターコワフュール モンディアル ハンブルク世界大会 2025」の記者会見を行った。

会見冒頭、大林博之会長は挨拶の中で、100周年という記念すべき節目の大会を世界のインターコワフュールファミリーとともに盛大に祝福できたことを報告。大会のハイライトであるガラディナーでは、日本チームが3チームのひとつとして選ばれステージに立ち、世界各国の関係者から「日本のための大会だったようだ」と称されるほど、大きな拍手と賛辞を浴びたという。会場での声だけでなく、大会後も多くの賞賛のメッセージがメールやSNSを通じて寄せられたことを明かした。
続いて、大会の3日間にわたるプログラムについての詳細報告が行われた。初日の「ウェルカムパーティー」に始まり、2日目には「プレステージショー」、「エデュケーションフォーライフ&ファンデーションギョーム」、「ガラショー」が実施された。「エデュケーションフォーライフ」は、親を持たない子どもたちが美容技術を学び、生活の基盤を得ることを目的とした支援活動で、大林会長自身がアンバサダーを務めている。日本からは柿本榮三ICDアジアリージョン会長および大林会長がそれぞれ3,000ユーロを寄付、滝川株式会社やアリミノ株式会社なども美容器具を提供するなどの支援を行っている。大会では、支援を受けた若者たちがステージで成果を披露した。
ガラショーでは、日本チームが「EMOTION」をテーマにステージを構成。出演者は、それぞれに感想を語り、世界で3チームのみが選出されるステージに立てたことへの喜び、チームで臨んだ誇り、スタンディングオベーションが起きた瞬間の感動を振り返った。また、本番に至るまでの練習、打合せ、当日の緊張や予想外のハプニングなど、ステージ裏のリアルなエピソードも披露され、記者会見ではショーのノーカット映像が上映された。
3日目には、ICD会員限定の昼コンサートやアワードセレモニーが行われ、「パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー」「ナイトアード」「オフィサー」「コマンダー」などの各賞の受賞者が紹介されたと報告。
さらに、ICDが毎年発表しているニューヘアモード「モンディアルコレクション」の2025年版が、今回の世界大会で初公開。会見ではその詳細を大林会長が説明した。
受賞者、およびステージ出演者は下記のとおり。

■本部報告
最後に、大林会長よりICDの今後の方針について発表があり、「THE WORLD’S LEADING HAIRDRESSERS(世界をリードする美容室)」という新たなグローバル・クレームを採用し、ブランドメッセージの統一とブランドのプレステージの強化を図っていく意向を示した。また、今後のモンディアルイベント予定として、2026年:フランス・パリ、2027年:オーストリア・ウィーン、2028年:デンマーク・コペンハーゲンが発表された。

【2025 シュバリ工受賞者】(敬称略、50音順)
ナイト 井手口庄吾、木下裕章、三田清栄、真野房男
オフィサー 柿本哲、北村賢、計良宏文、白坂春光、竹村紗代子、疋田康子
コマンダー 内藤久美子、渡邊雅美
パーソナリティ オブザイヤー 佐藤肇
【2025 アカデミー受賞者】
グローブエデュケーター 荘司礼子
ベストコンチネンタルアカデミー 真野美容専門学校
コンチネンタルエデュケーター 計良宏文
バートナースタジオ プレステージ賞 タカラベルモント エステシモ
ホリスティック スパアカデミー

ICD JAPANの公式ホームページ


インターコワフュール(ICD)は、1925年4月、スイス、ドイツ、イギリスの美容家代表がドイツ・ハンブルグに集まり、活動理念に「理想」「忍耐」「人間性」「友情」「国際性」を掲げ、世界のヘア・ファッション業界を推進することを目的として「Internatinale Gesellschaft der Damen-Coiffeure(IGDC)」として活動を開始。現在2000社を超える美容師たちの世界のヘアファッションネットワークを構築し、年に1度、フランス・パリでイベント「ICD モンディアル」、また4年に1度、世界の都市で「ICD モンディアル ワールド コングレス(ICD世界大会)」を開催している。
  • 大林博之会長 挨拶
  • ガラショー出演者による報告
(右から)木下裕章会員、井手口庄吾会員、白坂春光会員(計良宏文会員は欠席)
  • 1荘司礼子会員とガラショー参加モデル