HOT NEWS

BA東京が「第9回きもので銀座」を開催

東京都美容生活衛生同業組合(BA東京/金内光信理事長)は、2023年10月31日(火)、第一ホテル東京(東京都・港区)において、「第9回きもので銀座」を開催した。このイベントは、日本の伝統的民族衣装である「きもの」をより多くの人に着ていただく機会を増やし、着物文化の振興をはかる目的で参加者全員が「きもの」を着て集うというもの。2013年より行われているイベントで今年で9回目を迎えた。冒頭、金内光信理事長はイベント開催の感謝や喜びにくわえ、「着物は日本の伝統文化でもあるので、これからも美容師はこの文化や技術を継承し盛んにしていかなければならない」と挨拶を行った。来賓の挨拶に続いて、enso主宰の伊藤仁美氏による「きものとウェルビーイング」と題し、「調身・調息・調心」をテーマとした着物の着付実演と、着物文化に古来より宿るウェルビーイングから紐解き、今を豊かに生きるヒントが語られた。伊藤氏は日常着として着物を着用しており、着付実演では自らがモデルとなり、鏡を使わずに自身で着物を着付ける工程を毎日着用しているからこそ感じるポイントも含め、1つ1つ丁寧に解説しながら実演。参加者はその工程を吸収しようと食い入るように見つめていた。講演後は参加者全員での集合写真の後、着物姿の約130名が銀座の街に繰り出し散策を楽しんだ。