日本ヘアカラー工業会（JHCIA／水野真紀夫会長）は、2023年6月14日（水）、臨時理事会を開催し新しい会長に田尾大介氏（㈱アリミノ代表取締役社長）を選出し、承認された。就任にあたり田尾大介新会長は、「新たな取り組みとして、理美容業界における手荒れの問題解決に注力します。理美容師の手荒れが離職率の一因となっていることを認識し、JHCIAとしてもその解決に向けたサポートを行い、具体的な取り組みを推進する考えです。また、理美容師が安心して働ける環境を整え、理美容業界全体の発展に貢献します。今後もJHCIAは、“より安全に、安心してヘアカラーリングを楽しみ続けられる社会の実現への貢献”をミッションに掲げ、私たちは消費者の皆様にとってウキウキ感やワクワク感のあるヘアカラーリングライフが身近に根付いた社会を実現し、生活の質（QOL）の向上に貢献することで、皆様の人生を応援します。さらに、将来を見据え、ヘアカラー市場における消費者価値の多様化、高齢化、国際化などへの取り組みを業界全体として行ってまいります。今後も継続して、より安全に、安心してヘアカラーリングを行うための環境整備や仕組みづくりを推進します」と抱負を述べた。新たに就任した理事は以下のとおり。
「JHCIA」とは
JHCIAは日本国内におけるヘアカラーの製造販売または製造するメーカーの団体。昭和35年10月に設立し、正会員35社、賛助会員15社（令和5年6月現在）。主な活動は、ヘアカラーに関する業界自主基準の作成・改正、安全性や規制情報の収集と分析、一般消費者や理美容師を対象とした調査の実施と啓発情報の提供、ヘアカラー等の薬事申請のノウハウを集めた染毛剤製造販売承認申請要領の作成・改訂などが含まれる。