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JEOが「第21回通常総会」を開催

NPO法人日本エステティック機構(JEO/福士政広理事長)は、2023年6月23日(金)、オンラインにて「第21回通常総会」を開催した。ハイブリット開催の予定だった総会は、新型コロナウイルス再流行のため、オンラインのみで行われた。冒頭、福士政広理事長は挨拶の中で、「コロナの影響もあり、エステティックサロン認証、エステティシャン試験制度認証、エステティック機器認証は順調ではなかった」と昨年の活動を振り返りながらも、第三者機関として着実に前進させなければならないと宣言した。また、HIFUや美容ライト脱毛の事故についても触れ、監督官庁及び関係機関と密に連絡を取り、適切な情報を発信していくと話した。来賓には、経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課より3名が参加し、代表して課長の橋本泰輔氏より挨拶があった。総会は、昨年度事業報告、決算報告、監査報告の後、役員発表や今年度の事業計画、予算報告が行われた。昨年度事業報告では、「エステティックサロン認証基準」のJIS標準化を実現すべく準備を進めていること、新たに美容ライト脱毛を実施する認証サロンがなかったことなどが報告された。今年度の事業計画では、HIFUの事故件数報告が2020年度の3倍に増加したことから、HIFUの危害が深刻であると報告し、これまでの認証制度の抜本的な見直しを図る施策を実施するとしている。そのため、エステティシャン教育については、これまでの「エステティシャン試験制度認証制度」の運営を継続する一方で、新たに制度自体を見直した「エステティシャン養成制度」を発足、さらに将来的には国家検定化も視野に入れた、「職業能力検定制度」の発足準備も業界全体で進めていくと発表があった。この日提出された第1号議案から第3号議案まですべて承認・可決された。報告事項として、任期満了に伴い役員の改選が行われ、新たに鵜澤亜紀子理事、髙橋博忠理事、藤田謹也監事(理事を退任し本年度からは監事に選任)が選任された。

福士政広理事長挨拶