Hair-dressing Scissors Consortium（HSC／長谷川敏雄会長）は、2020年度の活動報告を発表した。HSCは、2019年11月に日本のシザーメーカー5社が、【品質規格の制定】【品質の評価】【規格認定及びその管理】を掲げて発足した組織。国内外に向け、技術者が安心して使えるハサミについて、製品と情報の両輪を届け活動している。2020年は、イタリアでの展示会が中止なるなどの活動展開が厳しいなか、ホームページでハサミの正しい消毒方法を発信したり、「第71回塑性加工連合講演会」にて「理美容ハサミの品質評価方法」の研究発表を行った。HSCでは、今後も理美容師が安心して使えるハサミを、科学に立脚した品質の標準化に取り組むとしている。また、この4月から参画企業のハサミに「HSCタグ」を付けることを発表。タグにはHSCの公式サイトへのQRコードが印字され、国内外の理美容師に向けHSCの周知を行っていくという。

日本ブランドの高品質の証となる「HSCタグ」

【参画企業】

• （株）ヒカリ
• （株）ナルトシザー
• （株）東光舎 / ジョーウェル・シザーズ
• （株）内海
• （株）山村製作所

ハサミに関する情報が得られる HSC公式サイトはこちら