Kakimoto arms（柿本榮三会長）は、7月15日（火）、六本木ヒルズハリウッドホール（東京都・港区）において「kakimoto arms is JAPANESE STANDARD」を開催した。冒頭、柿本哲社長は、「カラーリストが誕生して20周年という節目を迎え、セミナーを通して“デザイン”“技術”そしてハサミを持たず、コーム1本、ホイル1枚で人生をかけてきた“カラーリストの生き様”を感じていただきたい」と述べた。セミナーは、アップグレードし続ける女性に向けたヘアカラーデザインの提案、「スーパーグラデーションカラー」「ヘルシーグロス」「ミランダ3Dカラー」を24人のカラーリストがbeforeからafterまでをモデルを使用して紹介。圧倒的なホイルワークのスピードと高い技術力で観客を魅了した。その後、柿本榮三会長、そして、初代カラーリストである高原紀子氏と岩上晴美氏によるトークセッションが行われた。以前は“髪を染める＝白髪というマイナス要因を埋めること”であった時代に変革期を迎え、新しい美の基準で道を切り開き、パイオニアとなったkakimoto arms。今や“へアカラー＝そこから＋αで美しさをプラスすること”へと変わっていったと語る。これからの20年の目標を聞かれると、高原氏・岩上氏はカラーリストの認知度を上げるため、ノウハウを引き継ぎ、次世代カラーリストたちの教育を徹底したいと語り、柿本会長は「メイクもネイルが映えるのもヘアカラーあってこそ。プロの仕事をして豊かな美容師人生を送ろう」と来場者へメッセージを送るとともに、さらなる飛躍を誓った。

セミナーの様子

「スーパーグラデーション」「ヘルシーグロス」「ミランダ3Ｄカラー」施術後のモデル

【トークセッションの様子】（左）高原紀子氏（中央）柿本榮三会長（右）井上晴美氏