株式会社 オブ・コスメティックス（古里オサム代表取締役社長CEO）は、１月25日（火）、 青山ダイヤモンドホールにて「Of cosmetics　2011年度　新製品発表会」を開催した。
冒頭の挨拶で古里オサム社長より、２０１１年は、念願の商品パッケージ等に配する「梅家紋」を、正式に運用していくことについて発表。「元々今までの商品パッケージにもあしらわれている「丸」（形）は完成された形であり、その丸で構成されている梅の紋様をOf cosmeticsの象徴として、今後は全ての商品に配していく」とのコメント。それと同時に新製品の発表、既存品の内容リニューアル、表参道店のリニューアルについても語った。
マーケティング担当者によるマーケティング考察、開発マネージャーによる商品説明、そして新製品となるWAX３タイプ（3月初旬発売）、スプレー２タイプ（3月初旬発売）の紹介を、モデルを使ってヘアショー形式で紹介。「セルフスタイリングをより楽しむ！」をコンセプトに実際にどのようにWAX、スプレーを使うのかを分かりやすく解説。スタイリング後、モデルが会場内を実際に回遊し、そのスタイリングを披露した。スタイリングしながら開発エピソードについてもコメント、「Of HAIRは全７店舗。１５０名のスタッフ、そしてサロンに来ていただいたお客様の声を反映したプロダクツである。サロンに来なくても実際に自分自身で簡単にスタイリングできるように開発を行った」と語った。セルフスタイリングのテクニックを実際にモデルさん自身で行うことで商品の使いやすさも披露した。各テーブルには新ブランドロゴの「梅家紋」を意識した和風のはり苔盆栽の演出と、Tea　Time　プレゼンテーションということで、商品の内容成分にちなんだ軽食、デザートが用意された。2011年の新製品の紹介はもちろん、新製品を機に、既存商品のデザインリニューアル、表参道店（サロン）リニューアル、そしてそれと同時にOf cosmeticsのブランドＣＩを刷新、とほぼ同時期のタイミングということから、今後更なるブランド活性化、拡大、そして一般市場の醸成を図って行きたいというOf cosmeticsの熱意を感じる発表会であった。

　美容協同組合日本ヘアデザイン協会（NHDK／谷口光正理事長）は、1月25日（火）、ハイアットリージェンシー東京（東京都・新宿区）において「NHDK 2011年 春・夏ニューヘアモード発表会・東京ショー」を開催した。今年のニューヘアモードのコンセプトは、LaVie（ラヴィー）。フランス語で生命、人生、生活を意味し、毎日を明るくハッピーに生きている女性をイメージ、日常の幸福感をヘアスタイルに込めた。ステージでは、マッシュレイヤーをベースにしたLaVieの４スタイルを、カット、パーマ、カラー、メイクの解説とともに発表。サロンの活性化へとつながる、不景気低迷を吹き飛ばすポジティブでカラフルなショーとなった。また、東京ショーでは、「アース（地球）への思いやり」をテーマに5ステージで構成され、夢を込めたステージングが披露された。

　全日本美容業生活衛生同業組合連合会（三根卓司理事長、以下／全美連）は、1月26日（水）、ホテルニューオータニ（東京・千代田区）において第345回理事会を開催した。 　全美連は昨年4月からパーマの復権を目指して全国で500ヶ所を目標にワークショップを開催しているが、既に470カ所で実施済みであり、各県のテクニカルトレーナーを約240名育成し、1万4000人近くの美容師が受講したことを報告した。また、昨年の事業仕分けで「廃止」とされた、管理美容師制度や全国生活衛生営業指導センターの補助金についての検討第1次報告書を配布し、結論は出ていないものの補助金として、平成23年度予算の中で、新たな項目として予算がついたことを報告した。その他に総合福祉制度・休業補償共済制度・役員１０年勤続表彰が行なわれた。理事会終了後は盛大に新年懇親会が開かれた。