滝川株式会社が賀詞交歓会を開催

　滝川株式会社（滝川和秀社長）は、1月5日（火）、滝川株式会社（東京都・台東区）において新年にあたっての賀詞交歓会を開催した。今年も取引メーカー約240名が参加。冒頭、来賓の山東昭子参議院副議長より「一人ひとりが誇りを持ちながらしっかりと前進を続けている滝川株式会社は、よき日本型の経営によって発展していると感じられます。今後も取引先、サロン、滝川株式会社が支えあって良い方向に進んでほしいと思います」という挨拶が行われた。

　続いて滝川晃一会長より「不況による値下げが止まらない現状で、美容業界も厳しい環境が続いており、お客様の来店頻度が下がっています。サービスの質を下げない為にも今までのあり方を見つめ直し、パーマやカラーの単品メニューでの値下げを行わず、どうしても値引きするのであれば、カット+パーマ、カット+カラーの複合メニューでの値下げを行うべきだと考えます。値引きは従業員の労働意欲や将来への希望に影響します。若い人たちが業界に魅力を感じていただけるようにしなければなりません。また、エステでは昨年12月の法改正により特に前受け金システムのサロンには厳しい環境が続いておりますが、アンチエイジング世代とも言うべき、50〜64歳までの1340万人いるといわれる女性たちをターゲットにしていただければと思います。この世代でエステを体験したことがある人は少なく、この女性たちが身近な美容室でエステを体験すれば、新たな需要が生まれます。滝川では、美容室でのエステ導入を推進、支援してまいります。同様に指先のアクセサリーとも言えるネイルメニューを美容室へ導入することを提案していきます。
　2010年の当社の経営方針としては、本年度から成長戦略を実施し、企業は人なりのもと社員の再教育を行っていきます。資産の有効活用として27万部発行しているビューティギャラリーのさらなる内容充実、美容室の販売支援として100万部発行したビューティボックスには大きな期待を持っており、サロン様の売上におおいに貢献するものへと成長させていきます。
加えて今期からは財務改革も行っていきます。今期（4〜12月）の売上高は94.9％（前年対比）となっていますが、営業利益は131.3%、経常利益は128.0%、不良債権は0です。取引先を過去5期の間に170件の数を減らしたので売上高が下がるのは当然ですが、良好な利益体質になっていると思います。今後は無借金経営体質の基盤を築きながら、利益を上げていくことを考えていきます。2010年もお客様にとってなくてはならない会社となり、人の幸せとともに成長します」と年頭の挨拶が行われた。
　その後、株式会社アリミノ田尾有一社長より、新年を祝って祝杯があげられた。
今年も、様々な需要創造のための提案に期待し、伝統と変化の両端をもつ滝川株式会社の経営姿勢に大いに注目したい。

【写真】
A：年頭挨拶を行う滝川会長
B：今年1年の繁栄を願い、祝杯があげられた
C：挨拶をする�潟Aリミノ田尾社長

第2回エステティックコンテスト スチューデント部門 決勝大会開催

一般社団法人日本エステティック協会（荘司礼子理事長）は、1月23日（土）、国際文化理容美容専門学校国分寺校（東京都・国分寺市）において第2回エステティックコンテスト スチューデント部門決勝大会を開催した。エステティックコンテストは、事前準備、事後処理、技術テクニック（フェイシャル・ボディ）、全体的な立ち振る舞いとエステティックを行うにあたる一連の流れを審査するもの。昨年、全国9都市で開催された予選大会を勝ち抜いた23名が、レベルの高い戦いを繰り広げた。入賞者は、以下のとおり。

NHDK2010年春・夏ニューヘアモード「Vigla（ヴィグラ）」

美容協同組合 日本ヘアデザイン協会（NHDK／谷口光正理事長）は、1月26日（火）、きゅりあん（東京都・品川区）においてNHDK2010年春・夏ニューヘアモード発表会、東京ショーを開催した。2010年春・夏のニューヘアモードのテーマは国際共通語であるエスペラント語で「活動的な、生き生きした」という意味を持つ「Vigla（ヴィグラ）」。ショート、グラデーションボブ、ボブベースにレイヤードをプラスしたミディアムへアが発表された。カラーはアースカラーにピンク、オレンジなどのスパイスを効かせたカラーを被せ、スタイルはベースをしっかり作った上で、毛先にエアリー感を持たせた「元気だけど女らしい意思のあるスタイル」を表現した。また、ウェーブカールとストレートのミックスや、レザーによるエアリー感とブラントによるシャープな切り口とのミックスも「Vigla」のポイント。メイクはパーティシーンを連想させるビビットな口紅をポイントにアクティブでフレッシュな女性を演出した。