「THE BEAUTREC」2023年12月号

特集

感覚へのアプローチで美容体験の質を上げる

2023年12月号 目次

  • ■解剖生理学から見た感覚器官と脳 「感覚」とはどのようなものか

    順天堂大学 保険医療学部 理学療法学科 特任教授 坂井建雄

  • ■感覚の掛け合わせで新たな体験や価値を生む 五感体験をデザインする「クロスモーダル」

    博報堂「Human X」 金じょんひょん

  • ■無意識にキャッチするイメージ 感覚マーケティング

    上智大学 経済学部 経済学科 准教授 外川拓

  • ■五感の世界を支える香りの役割 知識と経験の積み重ねで「香り」を操作

    日本フレーバー・フレグランス学院 理事長 角田一

  • ■感覚訴求でマーケットが変わる 他業種事例から学ぶ五感活用のヒント

    食べるマインドフルネス「暗闇ごはん」、アイソレーションタンクで五感を研ぎ澄ます「香林居」、感性にふれる生きものミュージアム「NIFREL」、VRトレーニングで打撃感覚を掴む「V-BALLER™」、五感で色彩を感じ取る展覧会「カラボギャラリー」

  • ■美容サロンのための行政リリース File No.40
  • ■NEWS HOT NEWS
  • ■美容体験を上げる「感覚」へのアプローチ

    THE BARBER、京都とこや山川、レスプリ・ド・翔、ANT'S Southern Resort、GURFA

  • ■香りのコントロールで癒やし空間をつくる
  • ■BEAUTY concierge(#108)

    FIOLEから2ステップで毛髪内部と表面にWアプローチ『アドモア』スペシャルケア新発売

Editor's Note

生活規制が解除され、多くの人が外に赴きリアルなコミュニケーションや体験を楽しみ、積極的に「感覚」を開放した2023年。今年最後の特集は「感覚」について取材しました。前半では、「感覚器とは何か」に加え、感覚を活用したマーケティング「感覚マーケティング」、感覚を掛け合わせによる現象「クロスモーダル」を紹介。後半では「シェービング」「ヘッドスパ」「ハンド&フットケア」「絶景美容室」など、「感覚」へのアプローチに長けた美容サロンを紹介しています。お客様とのエンゲージメントを高める「感覚」アプローチの参考にいかがでしょうか。

Beauty Technique

BLACK

下方面からのライティングで、影のシルエットをはっきりと残し、エレガントの中にもエッジの効いた世界観を演出しました。

Hair
Hair
全体的に髪をしっかりと巻き、ボリュームが出るようにスタイリング。マスクとサイドのヘアのボリュームでアシンメトリーを意識することで、印象的なシルエットにしました。
Make-up
Make
跳ね上げたアイラインが特徴のキャットアイと目元を強調させるブラックアイを組み合わせることで強く芯のある女性を表現しました。
Nail
Nail
ブラックとトープのバイカラーのマットネイルにシルバーのパーツでアクセントを加えました。パーツがライトに照らされ、輝きを放ちます。

LUCU♥GEL/BKA01、AKZENTZ/068スモーキートープ、シャインオン、マットオン)

衣装

フリンジベスト 参考商品/RYO TOMINAGA(XANADU TOKYO)、他スタイリスト私物

モデル
IRA(WILD FLOWER)

cover creator

PHOTO
角田 修一
STYLING
千野 潤也(UM)
HAIR&MAKE-UP
三澤 公幸(Perle management)

ヘアメイクアーティスト柘植伊佐夫に師事。1995年にフリーとして独立し、雑誌、広告、CF、ミュージックビデオなど多岐に渡り活躍。2006年にニューヨークに渡米し、雑誌や広告、セレブ、コレクションなどを担当。2013年に帰国し、現在もビューティ、ファッションなど幅広い分野で活躍。

三澤 公幸

NAIL
中西 順子(Blance)

Blanceオーナーネイリスト。アクセンツサーティファイドエデュケーター&LUCU♥GELイグザミナーとして「アクセンツ」と「LUCU♥GEL」の普及活動を行うほか、NPO法人日本ネイリスト協会本部認定講師、トータルビューティスクール非常勤講師として活動中。

中西 順子