NPO法人日本ヘアカラー協会（JHCA／高原紀子2019年度委員長）は、2019年11月18日（月）、19日（火）の2日間にわたり、ベルサール渋谷ファースト（東京都・渋谷区）において「2019 TOKYO PRESENTATION “REAL SALON WORK”」を開催した。同協会は、全国の加盟サロンに対して、カラー技術の普及を主眼とし、エデュケーションを中心とした活動に力を入れている。今年度のテーマ「ホイルワーク エクスペリエンス」をもとに、「ホイルワーク×バレイヤージュ」、「ホイルワーク×カットスタイリング」、「ホイルワーク×パーマ」、「ホイルワーク×ケア」、「ホイルワーク×全頭ブリーチ」の5つのテーマに沿って、サロンワークに活かせる実践的な内容のテクニカルセミナーが行われた。会場内は8つのブースに分けられ、各ブースでJHCA会員のサロンがそれぞれ選んだテーマについてデモンストレーションを行った。各サロン独自の技術を間近で見ることができる機会だけあって、観客は近くから見学したり、講師と観客との間でサロンワークに関するさまざまな質問が活発に飛び交うシーンがみられた。また両日に渡って行われたPHOTO SHOOTINGでは、ヘアメイクアップアーティストの計良宏文氏とフォトグラファーの佐野一樹氏がコラボしたスペシャルコンテンツが実施された。参加型のセミナーで、選ばれた8名はステージ上で実際にモデルシューティングに参加。両氏により作品を撮影する際のスタイリングやメイクのコツ、モデルのポージングなどについてのレクチャーを受け、訪れた観客も聞き入っていた。

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