国際文化着付技術選手権実行委員会（荘司礼子実行委員長）は2019年10月8日(火)、国際文化理容美容専門学校国分寺校（東京都・国分寺市）において、「第16回 国際文化着付技術選手権」を開催した。昨年の第15回まで「武市昌子杯 振袖・留袖着付技術選手権」として実施されてきたが、今回から名称を新たにしての開催となる。
荘司礼子実行委員長は挨拶のなかで、長く開催を支えてくださったすべての方々への感謝の意を述べるとともに、令和という新しい時代の幕開けとオリンピック開催に向けて、着物が日本の大切な文化であることを改めて強調した。
同選手権は、可能な限りサロンワークに近い条件で行うことを趣旨としたコンテスト。主催者がモデルと衣装を用意し、選手は当日抽選にて決定したモデルに着付をする。競技は「留袖着付部門」「振袖着付部門」の2部門で、計102名が技術を競った。
表彰式にあたり荘司実行委員長は選手をねぎらい、お客様に喜ばれるために技術と同時に人間性を磨き、次への挑戦につなげてほしいと述べた。
競技終了後のエキシビションでは「十二単お服上げ」が行われ、ステージ上には雅な世界が広がった。
各部門の入賞者は下記のとおり。

「第16回　国際文化着付技術選手権」入賞者

留袖着付
優勝	田中はつゑ
2位	田場直美
3位	村松裕美子
敢闘賞	大室宏夢、小泉公美、鶴岡淳子、東條靖子、仲川泉
ジャーナル賞	田中はつゑ（2誌受賞）、中川恵（2誌受賞）大室宏夢、 廿楽和代

振袖着付
優勝	小野まりな
2位	山瀬万紀子
3位	田中真里菜
敢闘賞	石川優奈、高橋麻実子、武田迪子、寺井七海、西牧瑞希
ジャーナル賞	武田迪子（2誌受賞）、市川楓、榎本マルカ、寺井七海、 本郷由佳、松下知夏子、山瀬万紀子

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