NPO 法人日本ネイリスト協会の元理事・現評議員の木下ユミ（木下和子）氏が、令和元年度の「東京都産業振興功労者」に選出された。
木下ユミ氏は、昭和60年の日本ネイリスト協会創設時より理事として関わり、新しい美容産業であるネイル産業の振興に尽力し、技術と産業の発展に大きく寄与した功績が評価され、表彰となった。ネイル産業の黎明期に、木下ユミ氏は、ネイル市場を確立し職業としてのネイリストの価値観を向上するためネイル技術の向上に加えて、ネイルアートをファッションの世界で発表しネイリストの活躍の場をファッションショーやコマーシャル等の分野にまで広げることに貢献。ネイル産業という新しい産業分野の確立と社会的認知度の向上に大きく尽力したことへの表彰だ。
東京都功労者表彰とは、各分野において、顕著な功績または模範として推奨するに値する業績もしくは、徳行のあった方を認定するもの。2019年10 月1 日（火）、都議会議事堂1F 都民ホールにて表彰式が執り行われる予定。

【略歴】
1950 年	NHK（日本放送協会）入局、秘書課監事室勤務 放送開始時より映像におけるメークアップのシステム確立
1962 年	カネボウ美容研究所入所・特殊班顧問着任 日本におけるメークアップの基礎理論化
1970 年	日本で初めてのTV、CM、映像のアーティストプロダクション、株式会社ユミ・ビュアクス設立
1972 年	日本エステティシャン協会設立創設理事就任
1974 年	ユミ・ビュアクス・メークアップスクール開設
1985 年	日本ネイリスト協会理事就任 （2006 年より評議員）
1991 年	株式会社ユミ・クリエイション設立
1992 年  〜2010 年	オリンピック･シンクロナイズドスイミング（当時） ナショナルチームのビューティープロデューサーを担当