美容協同組合日本ヘアデザイン協会（NHDK／横田敏一理事長）は、2017年10月10日（火）、中野サンプラザ スカイルーム（東京都・中野区）において、「2017 NHDK特別セミナー“伝統着付に学ぶ着物と文化”」を開催した。冒頭、横田理事長は挨拶で「NHDKは昨年60周年を迎え、今年で61年目。60歳ということは還暦であるが、1年1年若返り、先に進んで行きたい。今回は伝統着付がテーマであるが、セミナーを通じて、新しい知識としてお客様との会話のひとつのはずみとして欲しい」と語った。講師には、同協会会員で、NHDKアカデミー東京着付指導講師である花枝康子氏を招き、第1部は「技術者の不安を解消する苦しくなく、着崩れしない着付とは」をテーマに着付をしながら解説。第2部は「公家童女正装汗衫(くげどうじょせいそうかざみ)姿(すがた)」の着付を行った。日本人として受け継いでいきたい伝統着付とその文化を分かりやすく解説した。受講者は真剣な眼差しで受講し、4m50cmもの長さの十二単・汗衫姿に釘付けになっていた。

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