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JEPAより「平成29年 年頭所感」が届く

新年にあたり、一般社団法人 日本エステティック振興協議会(JEPA/瀧川晃一理事長)より『平成29年 年頭所感』が届いた。ここに全文を紹介する。

平成29年 年頭所感

  • 一般社団法人日本エステティック振興協議会
    理事長 瀧川 晃一

エステティック業はコンプライアンス重視の経営を

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様には新たなご抱負で新年をお迎えになられたことと存じます。
エステティック業界は、昨年も特定商取引法違反や労働基準法違反があり、皆様には大変苦慮なされたことと存じます。
私は、エステティック業の社会的健全化を志向して、常にコンプライアンス重視の考え方を標榜しておりますが、残念ながら未だこの域に達してはおりません。
コンプライアンス重視の経営は、前述しましたとおりエステティック業の健全化につながるもので、これは消費者に対する適正なサービスの提供は勿論のこと、エステティックサロンで勤務する技術者の皆様が誇りを持って勤務し、またこのことは、より一層消費者がエステティックに通って頂ける大きな要素になることと考えております。
とかくエステティックは、高額な契約を強いられる、事故が心配と言う消費者も多くあるのではないでしょうか。また就業に対してもこのような環境に裏打ちされ、エステティックへの不信感が雇用を阻害することであると思います。
エステティック業が社会的に信頼を勝ち取るには、エステティックに関連する法律を正しく理解するのは当然ですが、これらの法律をエステティックサロン初め、エステティックにかかわりのある事業者、 経営者のみならず従業員一人ひとりが励行して、始めてコンプライアンスが機能したことになるのではないでしょうか。
私は、これらを実現するため、今般、一般社団法人日本エステティック振興協議会に機能を充実させた コンプライアンス委員会を立ち上げ活動を指示し、全員がこの考えでコンプライアンス志向されることを強く念願して止みません。
次に、美容ライト脱毛については、2011年3月に第1回の美容ライト脱毛安全講習会を開催し、昨年までの累計講習会開催回数は56回に及び受講された皆さんは延べ3,600人を超えました。
また、特定非営利活動法人日本エステティック機構が事業推進しますエステティック機器認証では、新たに美容ライト脱毛機器40機種が認証を付与される一方、美容ライト脱毛エステティックサロンの認証も65サロンを数える見込みでございます。
美容ライト脱毛は、過去、有害事象が多くありましたが近年では極減した状況にあり、特に今般エステティック機器認証を付与された機器においては全くこの事象が発生していない状況で、機器の製造事業者の安全を志向した生産・品質の管理が徹底された結果、機器の安全性が担保されたものであります。
また、美容ライト脱毛に携わる多くの技術者の皆様に、美容ライト脱毛安全講習会等を受講し、学んで 頂いたことを実践して頂いた結果でもあると確信しております。
「痛い」「危ない」と敬遠されていた消費者の皆様に安心してトリートメントが受けられる環境が出来 上がり、今後、消費者の皆様が通って頂けあわせて大きな需要が期待できることと存じます。
本年が、エステティック業の健全化と新たなスタートの元年であることを深く祈念し、皆様の事業が益々ご繁栄されることを申し上げ念頭のご挨拶を申し上げます。

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