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日本着付学術会が『第18回研修会』を開催

日本着付学術会(原恒子会長=全日本美容業生活衛生同業組合連合会 副理事長)は2016年7月12日(火)〜13日(水)、ホテルニューオータニ(東京都・千代田区)において、「第18回研修会」を開催した。同研修会は、着付・着物類に関するより一層の知識の涵養や技術の練磨、芸術性あふれる気品の高い着付け師の育成を目的に実施されているもの。研修1日目は、セット&アップの匠であるFEERIE代表 新井唯夫氏による伝統と現代が複合された「日本髪」が披露された。その繊細でしなやかな手さばき、見事な技術は、参加者をうならせた。2日目は、清紫会 新・作法学院 学院長 近藤珠實氏を講師に迎え、現代感覚でありながら和の心を忘れない「品性を表す、和服での作法と仕草」について講義が行われた。実際にレクチャーでみせる作法や仕草、時には笑いのある解説に参加者は集中し聞き入った。続いて、恒例となった「日本十傑選考会」も開催された。同選考会は年に1度開かれており、5回認定されると“名人”の称号が与えられる。今年は7名が出場し、『花嫁・白無垢打掛姿』『花嫁・大振袖おひきずり、帯結び・一本立て矢』の着付が披露された。田中雅子特別審査委員長をはじめとする5名の審査員により全員が認定され、そのうち2名が5回目の認定となり「名人」の称号が贈られた。なお、12日の研修会終了後には、平成28年度の入会者に対する「認定証授与式」と懇親会が盛大に催され、全国各地から集結した会員らが親交を深めた。

平成28年度 十傑認定者
(50音順)
浅井慶子(鳥取県)
※「名人」称号取得
海野倫世(静岡県)
大栗麻美子(愛知県)
川路京子(鹿児島県)
田中房子(静岡県)
羽鳥清美(埼玉県)
藤本英子(東京都)
※「名人」称号取得

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