美容研究　全国新井会（新井唯夫会長）は、12月1日（火）、ダイバシティ東京プラザ（東京都・江東区）において、「ARAI-KAI UP STYLE HAIR COLLECTION 2016」を開催した。同会創立52年目を迎えた今回のテーマは、「Essence of Beauty‐美容の心髄‐」。 冒頭で新井会長は、今年はポップな感覚でいこうという中でインパクトの強いものを用意しているが心の中は「美容の心髄」を目指す。これは、人間の考え方や心の核となる部分を磨こうということである。学びの部分は外見的に広くみる観察力、内面的に深くみる洞察力、経験や感覚から感じる察知力を身に着け、それを具現化していく能力が大事であるとテーマに込めている思いを語った。ステージ1ではポップ、エレガント、モードの3つに分かれており、新井会講師たちによる32名のモデルコレクションが行われた。作品の多くは、今注目を集めている髪の束を上から下へ入れるヘアアレンジ、クルリンパを使ったデザインが多く見られた。新井会長によるステージ2のフィナーレでは、日本髪を使った高島田の創作ステージが行われ、観客たちは間近で繰り広げられる技術を夢中になって見入った。