新年明けましておめでとうございます。消費の低迷が問題視されていますが、新しいマーケットは常に生まれている気がします。以前は妊娠出産を機に消費に貪欲でないイメージがあった女性が社会の変化、価値観の変化から新しい消費ターゲットとして注目されています。家族のためでなく自分のための消費が旺盛になりました。15年前は20代後半〜30才前後(アラサー)世代が可処分所得の多い世代とされもてはやされましたが、景気全体が冷え込めば財布の紐も閉じ、以前とは変わります。40才前後(アラフォー)が注目をあびる一方、ママという存在も注目を浴びています。戦後好景気世代を親に持つ世代は家族のために我慢をすることもなく自分も現役。そんなママたちも産休育休をとった後も働き続ける人が多くバックアップ体制は社会、家庭内でも万全といえませんが、便利な世の中になったことで支えられている部分もあります。美容業界でもママが働きやすい環境をつくるとともにママ顧客をサロンに迎えやすいサービスを提供したいものです。最後になりましたが本年もご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
1月号は基本に戻ってベーシックなビューティカットをアレンジしました。
モデルをTwin Faceに見立てて、カラーのみ違えたメイクとネイル。
今シーズンのハッピービューティカラーで、一人のモデルをTwin Beautyに変身。
グラフィックなラインとポップなカラーでシンプル+ハッピーに。
クラシックビューティを印象づけるよう、バックはベーシックカラーのブラックでまとめました。
Hair - ヘアは、今春ワールドワイドでモードの主流になるセンターパートでまとめシンプルに。スリークダウンに流した面をビシッときめています。(FIOLE アロマゲル、FIOLE クリエイティブデザインスプレー使用)
Make - 2013冬の各国コレクションに見られる高貴でノーブルなクラシックメイクアップと2013春夏の各国コレクションに見られるジャポニズムレッドリップのウォームカラーバリエーションで魅せるネイルとメイクのコラボレーション。
Nail - 指一本ずつカラーを変えてカラーパレットのようにピンク色からレッド色までグラデーションになるようにデザインし、シンプルな単色塗りで仕上げました。(アクセンツ オプションズカラーズ 001ハイビスカスピンク、004レッドウッド、006スモーキーモーブ、009ミスティックモーブ、021シンプリーピンク、064ピンクグロー、077グラマーピンク、アクセンツ オプションズ スパークルカラーズ 704ラズベリー、705モーブ、アクセンツ オプションズ ジェルアートカラーズ 604レッド使用)
Profile
海外VOGUE誌、Paris、NYコレのCF,
beauty雑誌のcoverを数多く手掛けるヘアメイクアーティスト。
美容家、beautycreatorとしても商品開発、最新技術発明、創作分野が得意。美容審査員、TV出演、著書出版物と多方面で活躍。
美容最新MODE技術とセンスを指導するSACHI ARTIST ACADEMY 開校代表。JHA最優秀賞、大賞部門等受賞歴多数。